資産運用会社ヴァンエックは、仮想通貨の強気市場が2025年の第1四半期に「中期的なピーク」に達し、その後年末までに史上最高値に達すると予測している。
同社は12月13日のブログ投稿でこの見解を示した。「サイクルの頂点では、ビットコイン(BTC)の価値が約18万ドルになると予測し、イーサリアム(ETH)は6000ドルを超えると見込んでいる」と、デジタル資産研究の責任者であるマシュー・シーゲル氏がのべた。
「他の有力プロジェクト、例えばソラナ(SOL)やスイ(SUI)は、それぞれ500ドルと10ドルを超える可能性がある」とも記している。
Source: VanEck
これらの高値に達する前に、ヴァンエックは「BTCが30%の調整を受け、アルトコインは市場が夏の間に保ち合い展開になる際に最大60%の急落に直面する」と予想している。アルトコインとは、BTC以外のデジタル資産を指す。
BTCの永久先物取引所で持続的な資金調達率が10%を超えることは、「投機的過剰」を示し、仮想通貨市場が局所的なピークに達したことを示唆するとヴァンエックは述べている。
7月と9月に、シーゲル氏は2050年までに1BTCあたり290万ドルに達し、ETHが2030年までに2万2000ドルに上昇すると予測した。
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2025年の市場ドライバー
他のアナリストも同様の展開を予測している。ビットゲットリサーチの主任アナリストであるライアン・リー氏によれば、BTCの価格は30%下落した後、再び強気の動きを再開する可能性がある。
「歴史的なデータの傾向は、ビットコインが周期的なピークに達する前に最大30%の調整を受ける可能性があることを示している」とリー氏は11月27日にコインテレグラフに語った。
これは部分的には、米国市場が一般的に大統領就任式後に調整を受けるためだ。トランプ次期大統領は1月20日に就任する予定だ。
ヴァンエックはまた、2025年には米国がビットコインの戦略的準備金を採用し、規制当局がより多くのアルトコイン上場投資信託(ETF)を承認し、機関投資家による仮想通貨の採用を加速させると予測している。「新しいSECのリーダーシップの下で、複数の新しいスポット仮想通貨ETPが承認される。イーサリアムETPはステーキングを含み、イーサリアムとビットコインの両方のETPは現物取引と償還を可能にする」とヴァンエックはのべた。
12月12日、仮想通貨に特化した資産運用会社であるシグナムは、機関投資家の採用が来年「需要ショック」を引き起こし、BTCの現物価格が急騰する可能性があると語った。
一方、世界最大の資産運用会社であるブラックロックは、BTCを保有したい投資家にとって最大2%のポートフォリオ配分が「妥当」であると語った。
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