米デラウェア州司法当局、取引所ポロニエックスのユーザーに「何か問題がないか」質問

 仮想通貨取引所のポロニエックスが、デラウェア州司法当局の投資家保護局の関心を引いているようだ。コインテレグラフが入手したメールに示されている通り、投資家保護局(IPU)の統括特別調査官が一連の個人に連絡し、ポロニエックスのアカウントで何か問題があれば連絡するように求めている。
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 IPUは、証券詐欺や消費者詐欺などの知能犯罪から市民を守る詐欺・消費者保護部門に属し、特にデラウェア州証券法や同法の関連規定の執行条項に責任を負う。また投資家の苦情の確認・調査や、投資アドバイザーやブローカーディーラーの調査も行う。企業や個人がデラウェア州証券法に抵触した場合にIPUが執行活動に着手する。

 ポロニエックスのユーザーはここ数週間、取引所の非公式のサブレディットを使い、預金の喪失や「膠着状態」について苦情を訴えている。あるユーザーは次のように投稿している

「資金を失ったり、『膠着状態』になった数多くのユーザーに私も仲間入りしたようだ。ブロックエクスプローラーではポロニエックス認可の預金アドレスに資金があることが示され、400億件の確認がきちんと行われている。しかし実際、アカウントには当該資金がまったく反映されていない…」

 アカウントの凍結について苦情を訴えるユーザーもおり、同社からの回答も得られていないという。苦情があまりにも多いため、直接影響を受けていないにもかかわらずアカウントの閉鎖を示唆する書き込みもある

 「PoloniexSuit」(ポロニエックス訴訟)と名乗るユーザーは取引所に対する集団訴訟の「先頭に立つ」とコメントし、「訴訟を求めるだけの十分な理由があることを示す必要がある」と述べている

 5月、ポロニエックスのユーザーは、新たに義務付けられた本人確認手続きを終えた後にアカウントが凍結されるという事態について苦情を訴えていた。アカウントの所有者たちは、ポロニエックスの本人確認が終わった後、取引の続行可能を告げる通知を受け取ったが、以前有効だったアカウントがブロックされたとソーシャルメディアで主張していた。

 1月には、取引所が注文キャンセル後の残高を承認しないという訴えがあった。あるユーザーは以下のように記している。

「オープン注文をキャンセルしても、元のUSDTの金額が戻ってこない。通常は希望買値が合計額に戻され、それで問題ない。しかし今日、発注をキャンセルするたびに「資金の推定価値」(「預金・払い戻し」タブ)がどんどん小さくなっていき、元の合計額には戻らないことに気付いた」