英本拠で送金サービスを提供するトランスファー・ゴーが、送金企業としては世界で初めて、仮想通貨取引を開始した。ブルームバーグが27日に伝えた。
同社は現時点で、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)の主要仮想通貨5種の売買に対応している。
CEO兼創業者のダウマンタス・ドビリンスカス氏によると、顧客からの需要に応え、取引サービスを開始した。
「サービス開始後の数時間で、4000人以上のユーザーが登録した。簡素で信頼できる投資や取引のソリューションを求める市場の需要はとても高い」
トランスファー・ゴーは2012年に創業。60万人以上のユーザーが登録済みで、提携銀行数は30行という。
ザ・エコノミストによると、世界各国から開発途上国への国際送金は、昨年は総額4660億ドル(約51兆7000億円)に上った。