ビットコイン強気派として知られる米投資家のティム・ドレイパー氏が、今月初めにXRPに関する強気予想を出していたことが明らかになった。
米国のQ&Aサイト「クオーラ(Quora)」に掲載された「もし今、2019年10月にリップル(XRP)を買うとしたら、利益のほとんどを得られるようになるのはいつだろうか?」に対して、ドレイパー氏は10月5日に回答。「過去5ヶ月で3倍になったビットコインと同じような結果をXRPからも見込めるだろう」と述べた。
「ビットコインが相場全体のムードを決めるのは間違いない。理論上は(XRPが)少なくとも0.6(ドル)、もしくは0.9(ドル)の水準を超えてもおかしくなかったが、それは起きなかった。(中略)全ての状況が嵐の前の静けさであり、爆発的な成長目前であることを示している。」
ドレイパー氏が「全ての状況」として指摘したのは、リップル開発者の活動状況、リップルが大手金融機関のサポートを得て送金技術の改善を続けるなど影響力を増していること、リップル社にはSBIが出資していること、そこにはR3も関わっていることだ。
ドレイパー氏が予測を出したのは、10月5日。XRPは、最近では0.3ドルの壁に苦戦しているものの、10月に16%ほど上昇している。
(出典:Coin360「XRP/米ドル(10月)」)
ドレイパー氏は、ビットコイン25万ドル予想で有名だ。決済手段としてビットコインが普及することで、2023年にビットコインは25万ドルに到達するとみている。