タイとミャンマーの中央銀行 仮想通貨イーサリアム基盤の国際送金システムを導入

タイ国営クルンタイ銀行およびミャンマー連邦シュエ銀行の2つの中央銀行の総裁が、ブロックチェーン開発企業エベレックスが開発した仮想通貨イーサリアム(ETH)基盤の送金システムを承認した。このシステムは、タイとミャンマー間におけるクロスボーダー送金に利用される。エベレックスがコインテレグラフに対して4月5日に共有したプレスリリースで明らかになった。

今回の送金システムは、4月4日開催のASEAN中央銀行総裁および財務大臣会議において、エベレックス、2つの中央銀行とともに共同発表されたもの。

プレスリリースによると、3月28日、両国の中央銀行がタイ・ミャンマー間にクロスボーダー送金システムを導入するという意向書に署名した。

現在、300万人以上のミャンマー出身労働者がタイに移住し働いており、毎月収入の一部をミャンマーに送金しているという。今回導入が発表されたエベレックス開発の送金システムにより、ユーザーはスマートフォンを利用して、いつでも送金できるようになるとした。

またプレスリリースでは、クルンタイ銀行総裁ウィーラタイ・サンティプラポップ氏が次のようにコメントしている。

「このプロジェクトは、従来セキュリティで保護されていなかった手段を利用していた可能性がある、タイの300万人以上の労働者にとって朗報だ。」

シュエ銀行総裁のウー・チョ・チョ・マウン氏は、次のように述べた。

両国は共通の文化と伝統を共有している。これらは、クルンタイ銀行とシュエ銀行による、クロスボーダーの送金サービスと同じ方法で人々を結びつけている。(両国の)経済活動は、よりスピーディーで安全なものになるだろう。


翻訳・編集 コインテレグラフ日本版
原文 Thai, Myanmar Central Bank Governors Endorse Blockchain Remittance Service