ビットコイン上場投資信託(ETF)には、7月18日に3億6300万ドルの純流入が記録され、12日連続で資金が流入する展開となった。投資家の関心の高まりが鮮明になっている。
SoSoValueのデータによれば、ブラックロックのiシェアーズ・ビットコイン・トラスト(IBIT)が4億9675万ドルの純流入で首位を獲得し、保有資産総額は865億ドルに達した。IBITは依然として最大のビットコインETFの座を維持している。
一方、フィデリティのビットコインETF(FBTC)は1794万ドルの流出となり、グレースケールのビットコイン・トラスト(GBTC)は214億5000万ドルの資産を抱えながらも、8129万ドルの資金流出を記録した。アーク・インベストメントのビットコイン・ストラテジーETF(ARKB)も3361万ドルの流出を報告している。
また、グレースケールのビットコインETFは資金流出入がなく、資産規模は53億7000万ドルで横ばいだった。この日の取引総額は約46億2000万ドルにのぼった。
12日間で66億ドル超の資金流入
12日間にわたる連続流入期間中、ビットコイン現物ETFには累計で66億2000万ドルが流入した。
特に7月10日は単日で11億8000万ドル、翌11日は10億3000万ドルと、2日連続で10億ドル超の流入を記録した初のケースとなった。
他にも、7月16日には7億9940万ドル、7月3日には6億194万ドルの資金流入が観測された。対照的に、7月8日は最も少ない8008万ドルの流入にとどまった。
これまでの累計純流入額は547億5000万ドルに達しており、ビットコインの時価総額に対する現物ETFの純資産残高は6.51%を占める。運用資産総額は1524億ドルにのぼる。
イーサリアムETFも追随、7月に入り勢い強まる
イーサリアム(ETH)の現物ETFも過去2週間で急速に資金を集めており、7月18日には4億250万ドルの純流入が確認された。これにより、累計の純流入額は74億9000万ドルに達した。
11日連続の流入期間中、7月16日には記録的な7億2674万ドルの純流入があり、現物イーサリアムETFのローンチ以降で最大の日次流入額を更新した。翌17日も6億2002万ドルと高水準の流入が続いた。
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