韓国法務省は2017年7月から2019年6月までの間に発生した仮想通貨に関連する犯罪によって2兆6900ウォン(約2460億円)の経済損失があったと算出した。韓国の英字メディア「コリアヘラルド」が21日に報じた

報道によると、調査期間中に420人が起訴されたという。

韓国のパク法務大臣が仮想通貨犯罪に厳格な措置を講じたことや明確な規制が適用されていないことなどが、犯罪の増加につながったと指摘した。

韓国では2018年1月に銀行口座の実名と一致しない仮想通貨口座を開設することを禁止した。しかし法人口座の下に個人の取引を入れるいわゆる「蜂の巣口座」によって、こうした規制をくぐり抜ける手口が増加。マネーロンダリングの温床になっているとされる。

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版