南アフリカ中銀、仮想通貨は通貨ではなく「サイバートークン」

 南アフリカの中央銀行である南アフリカ準備銀行は、デジタル通貨が「マネーの必要要件を満たさない」ことから、それらを「サイバートークン」と呼ぶことを決定した。ブルームバーグが24日に伝えた。

 準備銀行のフランソワ・グロエペ副総裁は、同行の立場を次のように説明した。

「我々は『仮想通貨』という呼称を利用しない。なぜなら交換の安定的手段、評価単位、価値の安定的単位という経済的な意味でのマネーの必要要件を満たさないからだ。『サイバートークン』という言葉の方が相応しいと考える」

 準備銀行は、関係する政策枠組みと規制システム構築のために、民間の仮想通貨に対する姿勢を検討し、規制に関わる問題に対処するためにフィンテック・タスクフォースを立ち上げている。グロエペ副総裁は次のように語った。

「我々は関連する金融監督の取り組みや取引所統制のための規制に適合性があるかを確かめ、それを確立したい」

 ジンバブエ準備銀行(RBZ)は今月初旬、すべての金融機関に対して仮想通貨取引所へのサービスの提供の停止、既存の仮想通貨関連口座の清算を指示する通達を出した。RBZのノーマン・マタルカ総裁は、RBZには「決済システムの整合性を保護する義務」があり、同行は仮想通貨に対してそのような保護を提供する準備ができていない述べて、その決定の理由を説明した。