仮想通貨にも投資できる英国発の主要金融アプリ「Revolut(レボリュート)」は、新しい資金調達ラウンドで8億ドルを確保した。
CNBCの報道によれば、新しい資金調達ラウンドには、日本のソフトバンクグループや米国のヘッジファンドであるタイガーグローバルが参加している。
この資金調達ラウンドではレボリュートの企業評価を330億ドルとみなしている。2020年には55億ドルだった評価額から6倍に増加した形だ。
新たに調達した資金はレボリュートの国際的な事業拡大やマーケティング、製品開発の展開につかわれるという。
レボリュートのCFOであるミッコ・サロヴァアラ氏は、同社が特に米国とインドでのサービス展開に焦点を当てていると付け加えた。
レボリュートの金融アプリでは仮想通貨も取引することができ、昨年のデータではレボリュートの1000万人のユーザーのうち3分の1がアプリを使って仮想通貨取引を行っている。ビットコインやリップル、イーサリアムといった主要通貨が取引されていたという。