ブロックチェーンゲームのザ・サンドボックスは2月18日、ゲームの仮想空間での土地「LAND」の第二回プレセールを終えたと発表した

サンドボックスは、ゲームキャラクターなどをノンファンジブルトークン(NFTs)として作成・マネタイズできるプラットフォーム。今回販売した「ランド」もNFTであり、サンドボックスが展開する仮想現実スペースにある土地を指す。ランドを購入することでオーナーは、格ゲーやレーシンング、RPGなど様々なオリジナルゲームを作って参加者を募り、マネタイズできるようになる。サンドボックスは昨年12月に第一回のプレセールを実施している。

2回目のプレセールでは、サンドボックスのメタバース(仮想現実のスぺ―ス)にある6192個のLANDを提供。これはゲーム世界全体の土地の約5%にあたる。

これにより、850イーサ(ETH)の売上を達成したという。記事執筆時点での価値は22万7800ドル(約2500万円)にのぼる。

クリプトキティーズやマイクリも

Decryptによれば、主要な購入者の中には、クリプトキティーズやマイ・クリプト・ヒーローズなどのゲーム会社や、分散型アプリ(Dapps)の情報サイトであるDapp.comなどがいたという。

今回のプレセールの成功について、サンドボックスの共同創設者兼COOであるセバスチャン・ブルジェ氏は次のように述べている。

「サンドぼっくの最初の2回のプレセールの成功は、ゲームのメタバースを構築するという当社のアプローチを強力に支持し、オープンエコノミー内で将来の創造物を収益化できる真のデジタル所有権のメリットに対するクリエーターとゲーマーの関心の高まりを示している。ユーザーがメタバースのビジョンに飛び込む準備ができていることは間違いない」

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン

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