家宅捜索を受けた韓国アップビット、「内部監査」で潔白を主張

 韓国最大の仮想通貨取引所アップビット(UpBit)は、同社が内部監査を行った結果、詐欺の疑いはないと述べた。現地メディアが15日に報じた。

 アップビットは先週11日、バランスシートを改ざんしていた疑いで検察当局による家宅捜索を受けた。アップビットは、仮想通貨の保有に偽りがないことを証明しているという、監査データはまだ公表していない。

 現地メディアは、アップビットの帳簿はウォレットと100%一致するとの同社CEOの言葉を伝えている。

 ソーシャルメディアの仮想通貨コミュニティの中では、複数のウォレットを使っていたことに関しての政府の調査官の「誤解」が疑惑を生んだという主張も妥当かもしれないとのコメントも出ている。

 先週11日の家宅捜索は、市場にパニックを引き起こした。マウントゴックスの破産管財人による新たな売却も同時に起こったとことで、価格下落が数日間にわたって続いた。

 事態はまだ解決していない状況だ。もし何も確かな情報がないときに、アップビットが監査の話を持ち出していれば、逆効果になっていたかもしれないと、一部では指摘している。

 ツイッター上の韓国の仮想通貨ニュースアカウントは、「今後の展開を注視していくつもりだ。だがブロックチェーンを調べれば簡単に証拠が見つかってしまう状況で、アップビット側が無実の主張をでっち上げるとは考えられないと思っている」とツイートしている。