東アフリカに位置するルワンダの中央銀行は、仮想通貨詐欺に注意するよう国民に呼びかけた。5月30日に公式ツイッターで述べた

同中央銀行は、具体的にICO(イニシャル・コイン・オファリング)詐欺や仮想通貨ベースのねずみ講商法をあげ、初期段階での投資で手っ取り早く相当のリターンが期待できると主張するものに対して注意するよう警告した。

同国では、スーパーマーケティング・グローバルや3フレンズシステム(3FS)グループ、ワンコイン、Kwakoo(OnyxCoin)などを通じて実施される詐欺被害件数が増加しており、こういったものに対する公共の補償制度はないため、十分に調べてから投資を行うよう呼びかけた。

昨年7月にICOアドバイザリーのサティスグループが発表したレポートによると、2017年のICOのうち80%以上が「詐欺」だと判定されている。

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翻訳・編集 コインテレグラフ日本版