世界的なベストセラー「金持ち父さん貧乏父さん」の著者として有名なロバート・キヨサキ氏は、米論法準備制度理事会(FRB)の博士号取得者はアホだとして金や銀、ビットコインを買うように勧めた

仮想通貨擁護論者として知られるキヨサキ氏は、政府や中央銀行による新型コロナウイルス対策について「本当の危機だ」と危機感を覚えている。米投資家ジム・ロジャーズ氏の言葉を引用して、「中央銀行には官僚と学者ばかりいて何をやっているだ分かっていない。マーケットがどのように動くか分かっていない」と批判。「彼らは世界を救うことができないし、彼らが救いたいのは自分たちの仕事だけだ」と述べた。

キヨサキ氏は、長年、米国連邦準備制度理事会(FRB)の量的緩和がバブルを作っていると警告し、「次の暴落は、過去に類を見ないほど大規模なものになる」と予測していた

またキヨサキ氏は、「なぜドルが死につつあるか」について解説した。

「2008年にFRBは4兆5000億ドルを印刷して金持ちを救った。2020年には6~8兆ドルを印刷しなければならなくなる。おそらく今回は米経済を救うためにだ。全世界で金(ゴールド)は9兆5000億ドル分しかない。本物の金や銀、ビットコインを買おう。紙のETFの金や銀ではない。FRBにいる博士号取得者はアホだ」

キヨサキ氏は、世の中には3つのタイプのお金があり1つ目は「法定通貨である政府のお金」、2つ目は金や銀など「神のお金」、そして3つ目は仮想通貨など「人々のお金」とという持論を持っている。