リップル社は第2四半期のレポートの中で、仮想通貨XRPの利用が義務となる決済サービスxRapidでの取引数が急増したことを明らかにした。

リップルによると、第2四半期(4-6月期)は決済ネットワーク「リップルネット」における顧客の取引数が過去最高を記録。第1四半期と比べてxRapidを使った取引数は170%増え、xRapidのパートナー数は30%増加した

xRapidは、XRPの利用が義務となっており、送金の際、銀行が円や米ドルでXRPを購入し、そのXRPを送金先の業者が再び法廷通貨に両替する仕組みだ。

リップル社は、先月、米送金大手マネーグラムに出資したと発表。xRapid利用でも合意した。

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今回の四半期レポートの中で、「最初の期間は2年間」とし、リップルはクロスボーダー(国をまたいだ)送金市場でマネーグラムのキーパートナーとなると述べた。

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