ブロックチェーン企業リップルが2億ドル(約218億円)の資金調達をした。リップルの企業価値は100億ドル(約1兆900億円)と評価されたという。

今回の資金調達はシリーズCラウンド。投資会社テトラゴンが主導で、SBIホールディングスやルート66ベンチャーズなども参加した。今回の資金調達によって、リップル社は仮想通貨XRPのさらなる普及を目指すことになる。

またフォーブスによると、リップル社の企業価値は100億ドルと評価された。

今回の資金調達を受けてリップル社のブラッド・ガーリングハウスCEOは、「ブロックチェーン業界では企業の成長が鈍り、中には倒産する会社も出る中、我々は2019年を通して勢いを加速させて業界でリーダーシップを発揮した」とコメントした。

リップル社によると、現在XRP利用を利用するODLを使っている顧客企業は「24社以上」だ。リップル社のグローバル決済ネットワークである「リップルネット」に参加する消費者は300を超えた。

先日、ODLを利用する送金業者センドフレンドが送金手数料の80%を削減することに成功したと発表した。

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翻訳・編集 コインテレグラフジャパン