仮想通貨XRPを採用する送金業者センドフレンドは、送金手数料の80%を削減することに成功したと発表した。

センドフレンドの共同創業者兼CEOであるデービット・ライトン氏は、「ウェスタン・ユニオンのような企業は1回の送金に最大10%の手数料を取るが、センドフレンドは2%でできる」と発言。リップル社のODLによって交換先の通貨を事前に準備する必要がなくなり、コスト削減につながっていると説明した。

ライトン氏は、「我々のゴールは、(コスト削減による)貯蓄を消費者に還元することだ」と話している。

ODLは、仮想通貨XRPを使って2つの通貨間の取引を「3秒」で行うことができる。リップル社によると、現在ODLを使っている顧客企業は「24社以上」だ。

センドフレンドは、フィリピンの労働者向けにクロスボーダーの送金サービスを手がけている。

今年2月には、リップルやマスターカード、MITメディアラボ、バークレイズなどから資金調達をしたと発表した

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翻訳・編集 コインテレグラフジャパン