リップルのブラッド・ガーリングハウスCEOは、仮想通貨エコシステムの汚職や詐欺関連のニュースに焦点を当てたオンライン出版物であるクリプトリークスによる最近の主張を否定した。

クリプトリークスは26日に、情報源不明の一連の短い動画を含むレポートを公開した。この報告書は、アバラボ(Ava Labs)が法律事務所と密約を結び、米国の法制度を「ギャングスタイル」で使用して「仮想通貨組織を攻撃し、害を及ぼす」と主張した。

同じ報告書の中で、ガーリングハウスCEOが競合他社をターゲットにするために法律事務所に資金を提供したと主張した。この報告書は、弁護士事務所ロシュ・フリードマンを設立したカイル・ロシュ氏が、米国証券取引委員会(SEC)に対する訴訟でリップルの代理人を務めていた法律事務所ボイス・シラー・フレクスナーと協力していたと主張している。

カイル・ロシュ氏はガーリングハウスCEOに、当時リップルが直面していたのとよく似た訴訟を起こす競合の仮想通貨会社をターゲットにする法律事務所に投資するよう持ちかけたとされている。そして、ガーリンハウスCEOが彼の提案に同意したという。

「どんな理由であれ、ブラッド・ガーリンハウスCEOはカイル・ロシュ氏に投資し、彼の現在の道をサポートしたが、SECからは救えなかった」

ガーリングハウスCEOはTwitterでそのような疑惑を否定し、「カイル・ロシュとは会ったことも話したこともない(ましてや投資したこともない)」と主張した。