重要なサポートラインはどこか？仮想通貨チャート分析：ビットコイン・イーサ・XRP・ソラナ

ビットコイン価格予測

ビットコイン（BTC）は20日間指数移動平均線（EMA、11万7485ドル）まで下落しており、ここは短期的に重要なサポート水準になる。

BTC価格が20日EMAから反発すれば、小幅な下落ごとに買いが入っていることを示唆している。この場合、強気派はBTCを12万4500ドル以上に再び押し上げようとするだろう。これが成功すれば、13万5000ドルまで急騰する可能性がある。

逆に、20日EMAを下回って引けた場合は利益確定の動きを示唆する。BTCは50日間単純移動平均線（SMA、11万5137ドル）、さらに強いサポートの11万530ドルまで下落する可能性がある。11万530ドルを割り込むと売り圧力が強まり、短期的な天井形成のシグナルとなるだろう。

イーサ（ETH）は4788ドル付近で売り圧力に直面しており、4094ドルのブレイクアウト水準を再テストする可能性がある。

価格が4094ドルで反発すれば、強気派が同水準をサポートに転換しようとしていることを示す。この場合、ETH/USDTペアは4788〜4868ドルの抵抗ゾーンに向けて上昇する可能性がある。4868ドルを終値で突破すれば、心理的節目である5000ドル、さらに5662ドルまで上昇する道が開ける。

一方、この抵抗ゾーンから反落し、4094ドルを割り込むと短期トレーダーの利益確定の動きを示唆し、3745ドルまで下落する恐れがある。

XRPは木曜日に反落し、20日EMA（3.11ドル）を下抜けた。これは高値圏での需要不足を示している。

横ばいの20日EMAと50付近のRSIは、強気派・弱気派いずれにも明確な優位性がないことを示している。XRP価格が20日EMAを下回ったまま推移すれば、弱気派はXRPを強力なサポートの2.73ドルまで押し下げようとするだろう。

一方、3.40ドルを上抜けて終値をつければ、買い方優勢となり、XRP価格は3.66ドルまで上昇する可能性がある。次の明確なトレンドは、3.66ドルの上抜けか2.73ドルの下抜けで始まるとみられる。

ソラナ（SOL）は木曜日に210ドルから反落し、弱気派が戻り売りをしていることを示した。価格は20日EMA（180ドル）に近づいており、この水準は注視すべき重要なポイントとなる。

移動平均線が緩やかに上昇し、RSIが50をやや上回っていることから、買い方がわずかに優勢であると考えられる。価格が20日EMAから反発すれば、強気派は210ドルの突破を目指すだろう。これに成功すれば、SOLは240ドルに向けて上昇する可能性がある。

一方、20日EMAを終値で割り込むと弱気のサインとなり、ソラナ価格は155〜210ドルのレンジで推移する展開がしばらく続くことになるだろう。

本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限りません。この記事には投資助言や推奨事項は含まれていません。すべての投資や取引にはリスクが伴い、読者は自身でリサーチを行って決定してください。