ビットコイン価格予想
ビットコイン（BTC）の強気派は、10万5000ドルの直上の抵抗突破で苦戦しているが、10万ドルのサポートが維持されている点は好材料といえる。
20日間指数平滑移動平均線（EMA、9万9416ドル）が上昇基調にあり、相対力指数（RSI）が買われ過ぎの水準にあることから、依然として強気派が主導権を握っている状況だ。価格が10万5000ドルを上回って終値をつけた場合、BTC/USDTペアは10万9588ドルの抵抗を突破し、13万ドルまで上昇する可能性がある。
弱気派に残された時間は少ない。巻き返しを狙うには、BTC価格を20日間EMA以下に一気に引き下げる必要がある。それが実現すれば、BTCは50日間単純移動平均線（SMA、9万628ドル）まで急落するおそれがある。
イーサ価格予想
イーサ（ETH）は、調整局面において2550ドルのブレイクアウト水準でサポートを得ており、小さな下落局面でも買いが入っていることを示している。
現在の水準から反発して2750ドルを突破すれば、ETH/USDTペアは上昇トレンドを再開する可能性が高い。2860ドルには抵抗が控えているが、これを上回る展開も十分に見込まれる。その場合、価格は3000ドルに到達することも視野に入る。
下値においては2400ドルが重要なサポートとなる。この水準を割り込むと、価格は20日間EMA（2225ドル）まで下落する可能性がある。ただし、そこで反発すれば、強気派が再び上昇トレンドの再開を試みる展開となる。
XRP価格予想
XRPは、5月14日に2.65ドルの抵抗から反落し、その後は抵抗線まで下がってきている。
XRP価格がこの抵抗線を下回るようであれば、強気の勢いが鈍化していることを示す。この場合、2.65ドルから2.00ドルの間での保ち合いが数日間続く可能性が高い。
一方で、抵抗線から力強く反発すれば、強気派がこの水準をサポートへと転換しようとしていることを意味する。弱気派は2.65ドル付近で強い抵抗を示す可能性があるが、これを突破すれば、XRP/USDTペアは3ドルまで上昇する可能性がある。
ソラナ価格予想
ソラナ（SOL）は180ドルで強い抵抗に直面しているが、強気派がほとんど下値を許していない点は前向きな兆候だ。
20日間EMA（161ドル）が上向きで、RSIもプラス圏にあることから、SOL価格の向かう方向は依然として上昇であることを示している。買い手が価格を185ドル以上に押し上げれば、SOL/USDTペアは上昇トレンドを再開し、210ドルまで上昇する可能性がある。
一方で、下値では20日間EMAが重要なサポートとなる。この水準を割り込み、終値で下回るようであれば、強気派が一斉に撤退している可能性がある。その場合、価格は50日間SMA（140ドル）まで下落することが考えられる。
本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限りません。この記事には投資助言や推奨事項は含まれていません。すべての投資や取引にはリスクが伴い、読者は自身でリサーチを行って決定してください。
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