8万ドルで底か　仮想通貨チャート分析：ビットコイン・イーサ・XRP（リップル）・ソラナ

ビットコイン価格予測

BTCは金曜日に8万600ドルまで急落した後、反発を試みているが、高値圏では売りが出やすい状況にある。

20日EMA（9万4,620ドル）は上値で主要な抵抗として機能するとみられる。ビットコイン価格が20日EMAから鋭く反落する場合、センチメントが依然として弱く、弱気派が戻り売りをしていることを示す。この場合、7万3,777ドルへの下落リスクが高まり、その水準では強気派が買い支えに動くとみられる。

一方、価格を20日EMAの上に押し上げ、その水準を維持できれば、強気が優勢となる可能性がある。BTC/USDTはその後、心理的節目である10万ドルを試す展開となる。

イーサ（ETH）は反発を開始しようとしているが、20日EMA（3,148ドル）から3,350ドルのゾーンで強い抵抗に直面する可能性がある。

上値ゾーンから反落した場合、弱気派は下落トレンドの再開を試みる。2,623ドルを割り込み、終値でも下回れば、次の下落局面が始まり、2,400ドル、さらに2,111ドルまで下落する可能性がある。

逆に、買い手がイーサ価格を3,350ドルの上に押し上げれば、ETH/USDTは50日SMA（3,659ドル）まで届く可能性がある。終値で50日SMAを上回れば、強気派が主導権を取り戻したことを示す。

XRPは土曜日にサポートラインから反発し、強気派が下降チャネル内に価格を留めようとしていることを示した。

弱気派も簡単には引かず、移動平均線付近で反発を止めようとするだろう。価格が移動平均線から鋭く反落すれば、売り手は再びXRP/USDTを1.61ドルまで押し下げる展開を狙う。

一方、移動平均線を突破すれば、価格は下降トレンドラインまで上昇する可能性がある。強気派がこの下降トレンドラインを明確に突破し、維持する必要があり、それが達成されればトレンド転換の可能性が示唆される。

ソラナ（SOL）は126ドルでの下支えを試みているが、反発が弱く、強気派の積極的な買いが乏しい状態であることを示している。

価格が現在の水準、もしくは20日EMA（145ドル）から反落する場合、上値では弱気派が引き続き売りを出していることになる。SOL/USDTは126ドルのサポートを割り込むリスクが生じる。そうなれば、ソラナ価格は110ドル、その後95ドルまで下落する可能性がある。

一方で、20日EMAを終値で上回れば、強気派が巻き返しを図っていることを示す。ペアはその後、50日SMA（174ドル）への上昇を試みる展開となる。

本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限りません。この記事には投資助言や推奨事項は含まれていません。すべての投資や取引にはリスクが伴い、読者は自身でリサーチを行って決定してください。