BTC/USD
強気派は1月19日に9036ドルで200日間SMAを上抜けたが、維持することができなかった。価格はすぐに下落に転じ、ビットコイン(BTC)のロウソク足は「つつみ足(アウトサイドデイ)」のパターンを形成した。これは弱気派がより高い価格帯ではアクティブであることを示唆している。
出典: Tradingview
現在、ビットコイン価格は20日間EMAがある8,247ドルまで反落する可能性がある。20日間EMAは強力なサポートとして機能するだろう。20日間EMAは上向きに傾いており、相対力指数(RSI)はポジティブの領域にある。これは強気派が主導権を握っていることを示唆している。
20日間EMAからビットコイン価格が急反発した場合、強気派再びBTCを200日間SMAのレベルまで引き上げようとするだろう。これに成功すれば、10,360.89ドルまで上昇する可能性も見えてくる。
逆に、弱気派が20日間EMA以下に価格を引きずり降ろした場合、7,856.76ドルまで下落する可能性がある。ここは重要なサポートレベルだ。仮に7,856.76を下抜けてしまえば、次のサポートは7,000ドルになってしまうからだ。今のところ、トレーダーはロングポジションのストップロスを7,600ドルで維持できる。
ETH/USD
イーサ(ETH)は、1月18日と19日に173.841ドルの直上のレジスタンスを突破した。しかし182ドルにある200日間SMAを超えることはできなかった。これは、弱気派が200日間SMAを積極的に守ろうとしているものとみられる。
出典: Tradingview
1月19日に価格は急落し、157.50ドル近辺がサポートとなった。これは強気派が反落を使用して、ETHを蓄積していることを示唆している。
157.50近くで買いが出現し、200日間SMA近辺で売りが活発になるとすれば、今後数日間はレンジ内での値動きになる可能性が高まるだろう。200日間SMAを突破すれば、197.75ドルまでの上昇も可能になる。一方、157.50ドルを下抜けてしまえば、20日間EMAがある153ドルまで下落してしまうだろう。
ETHが151.829まで下落してしまえば、相場はネガティブに転じてしまう。したがって、トレーダーはロングポジションのストップロスを150で設定しておこう。
XRP/USD
XRPは、ヘッド&ショルダーパターンのネックラインから抜けだした後、勢いを得ることができなかった。XRPは0.25401ドルから下落した。これはより高いレベルでは需要が不足していることを示すものだ。
出典: Tradingview
XRPはネックラインから反発した。これは強気派が反落を使い、XRPを蓄積させたことを示唆している。20日間EMAはネックラインのすぐ下に位置しており、このレベルが強力なサポートとして機能する可能性がある。強気派が200日間SMAを上回る価格を維持できれば、0.31503ドルへの上昇も可能だろう。
逆に、弱気派が20日間EMAを下抜けさせてしまえば、0.20041ドルまで下落する可能性がある。今のところ、トレーダーはロングポジションのストップロスを0.1995ドルで維持しておこう。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン
ここに表示された見解および意見は、著者のものであり、必ずしもコインテレグラフの見解を反映するものではありません。すべての投資とトレーディングにはリスクが伴うため、意思決定の際に独自の調査を実施する必要があります。市場データは、HitBTCから提供されています。
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