BTC/USD

強気派は過去2日間で7,085.80ドルのサポートを死守してきたが、急激な反発までに至っていない。これは、現在のレベルでは積極的な買いにためらいがあることを示している。ただし、今後数日以内に弱気派がビットコイン(BTC)の価格を7,085.80ドル以下に引き下げない場合、買いが出てくると期待している。

BTC USD daily chart. Source: Tradingview

出典: Tradingview

強気相場の最初のサインは、20日間移動平均線(EMA)を上抜け、(UTC時間で)終値を付けることだ。そうなれば、次は7,856.76ドルまで上昇する可能性が出てくる。強気派が7,856.76ドルを超え、さらにスケールさせることができれば、下降トレンドラインまでの上昇も視野に入ってくる。

弱気派は下降トレンドラインで強く抵抗するだろうが、強気派がこれを突破することができた場合、ビットコインは最大10,360.89ドルまで上昇する可能性も出てくる。したがって、以前の分析で提示したロングポジションの提案を維持したいと思う。

一方、現在のレベルからの上昇の試みが20日間EMAで失敗した場合、弱気派は再び7,085ドル以下に価格を引き下げようと試みるだろう。これが成功した場合、6,512.01ドルまで下落する可能性が出てくる。

ETH/USD

イーサ(ETH)は12月12日に143.259ドルのサポートを一時下回ったが、その後反発し、UTC時間では143.259ドルを上回って終値を付けた。これは、一定の買いがあることを示唆するものだ。強気派は、151.829~157.50ドルのレジスタンスゾーンにまで価格を押し上げようとしている。

ETH USD daily chart. Source: Tradingview

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レジスタンスゾーンを上抜けることができれば、ETHは173.841ドルに、さらに197.75ドルまで押し上げることができるだろう。トレーダーは、以前の分析で提示したロングポジションを開始することができる。

ただし、レジスタンスゾーンを超えることができなければ、弱気派ETHを143.259ドル以下に引き下げようとするだろう。これに成功した場合、ETHは131.484ドルまで下落する可能性が出てくる。

XRP/USD

XRPは、12月12日に0.22ドルのサポートから下落。強気派は0.20946ドルのサポートは守ることができた。現在、強気派価格を上昇トレンドラインより上に押し上げ、0.22ドルまで回復させようとしている。これに成功した場合、次は20日間EMAまで上昇し、さらに0.23260ドルまで上昇することができるだろう。

XRP USD daily chart. Source: Tradingview

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0.23260ドルを上抜ければ、買い手が戻ってくる最初のサインになるだろう。トレードを提案する前に、0.23260ドルを超えるかを見極めたいと思う。

一方で、強気派が20日間EMAを超えることができなかった場合、弱気派は再び価格を0.20946ドルにまで引き下げようとするだろう。これに成功した場合、0.20041ドルまで下落してしまう可能性が出てくる。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン

 

ここに表示された見解および意見は、著者のものであり、必ずしもコインテレグラフの見解を反映するものではありません。すべての投資とトレーディングにはリスクが伴うため、意思決定の際に独自の調査を実施する必要があります。市場データは、HitBTCから提供されています

 

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