BTC/USD

強気派は7,085.80ドルから反発を試み、20日間EMAの7749.98ドルを少し上回ったところで勢いが弱まった。これは、弱気派が20日間EMAのレジスタンスでアグレッシブだということを示すものだ。ビットコイン(BTC)は今後数日間はレンジ内での値動きになる可能性がある。

BTC USD daily chart

出典: Tradingview

7,856.76ドルを上抜けることができれば、強気派に勢いが戻ってきた最初のサインになるだろう。このレベルを超えれば、下降トレンドラインまで上昇する可能性も出てくる。価格が下降トレンドラインを超え、その状態を維持できれば、新しい上昇トレンドが始まるだろう。

したがって、下降トレンドラインを上抜け、(UTC時間で)終値を付ければ、トレーダーはロングポジションを始めることができる。ストップロスは6500ドルだ。最初の目標は10,360.89ドル、その上は12,000ドルだ。

逆に、弱気派がBTCを6,512.01ドル以下に沈めてしまった場合、下落トレンドが再開してしまう。その場合、次のサポートは5,533.90ドルだ。

ETH/USD

イーサ(ETH)は、140ドルのサポートから反発しようとしている。これは、強気派が反落時に買いを入れようとしていることを示すもので、ポジティブなサインだ。反発の動きは20日間EMAが強固なレジスタンスとなるだろう。

ETH USD daily chart

出典: Tradingview

強気派が価格を20日間EMAより上に押し上げ、それを維持できた場合、173.841ドルへの上昇も可能だ。173.841ドルを超えれば、197.70ドルまでの上昇する可能性も出てくる。従って、ETHが20日間EMAを超えた後に、ロングポジションを提案したいと思う。

逆に、ETHが20日間EMAを超えることができなかった場合、弱気派はETHを131.484ドル以下に引き下げようとするだろう。このレベルを下抜けると、非常にネガティブだ。.

XRP/USD

XRPは過去3日間、0.22ドル近辺で取引されている。0.22ドル以下に下落すれば、強気派が買いを入れる形であり、このレベルでは一定の需要があることがわかる。しかし、価格が20日間EMAを超えて上昇しない限り、弱気派が優位な形が維持されてしまうだろう。

XRP USD daily chart

出典: Tradingview

もし弱気派がXRPの価格を0.22ドル以下に押し下げた場合、年間最安値である0.20041ドルに再び挑む展開となるだろう。ここまで下落してしまえば、次は0.18ドルまで下落する可能性も出てくる。

逆に、XRPが0.23260ドル~0.24508ドルのレジスタンスゾーンを上抜けることができれば、0.31503ドルへの上昇も見込まれる。20日間EMAを超えた状態が維持できるかどうかを、まずは注視したいと思う。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン
 

ここに表示された見解および意見は、著者のものであり、必ずしもコインテレグラフの見解を反映するものではありません。すべての投資とトレーディングにはリスクが伴うため、意思決定の際に独自の調査を実施する必要があります。市場データは、HitBTCから提供されています。

 

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