BTC/USD
ビットコイン(BTC)は7,856.76ドル近辺で強固なレジスタンスに直面している。これは弱気派が価格の上昇を見過ごす可能性が低いことを示唆するものだ。弱気派は7,000ドルのサポートまで価格を引き下げようとするだろう。
もし、7,000ドルのサポートが破られれば、直近の安値である6,512.01ドルを再び試みようとするだろう。6,512.01ドルを下抜けしてしまえば、非常にネガティブだ。次は5,533.90ドルまで価格が下落する可能性がある。ただし、これは発生する可能性は低いとみている。
出典: Tradingview
強気派は過去4日間、20日間移動平均線(EMA)を超えて価格を維持することができなかった。しかし強気派側も弱気派に白旗を挙げているわけではない。これはポジティブなサインだ。強気派が、ビットコインの価格を20日間EMAと直上のレジスタンスである7,856.76ドルより上に押し上げることを期待している。
これに成功した場合、下降トレンドラインへの上昇する可能性が出てくる。ここは大きなレジスタンスだが、ここを超えれば、新しい上昇トレンドが再開できるだろう。したがって、以前の分析で示した買い提案を維持したいと思う。
ETH/USD
強気派は直上のレジスタンスである151.829ドルを上抜けるのに苦戦している。イーサ(ETH)が、151.829ドルから反落すれば、140まで下落する可能性もある。140ドルを下抜ければ、次は131.484ドルへの下落もあり得る。移動平均線は下降しており、相対力指数(RSI)はネガティブの領域にあるため、弱気派が優位な状況だ。131.484ドルを下抜ければ、下落トレンドが再開するため、非常にネガティブだ。
出典: Tradingview
逆に、強気派が151.829ドル以上に価格を押し上げることができれば、次に注目するべきは157.50ドルだ。ここを超えることができれば、相場の勢いが復活すると予想している。
短気的なトレーダーは、157.50ドルを超えて(UTC時間で)終値を付けた後に、ロングポジションを開始することができる。最初の目標は173.841ドル、次は197.750ドルだ。
XRP/USD
弱気派は、0.2326ドルのレジスタンスを死守しようとしている。ただし、XRPが上昇トレンドラインでサポートを得ることができれば、強気派が再び0.2326ドルを上抜けようと試みるだろう。
出典: Tradingview
上昇方向の三角持ち合いのパターンが形成されつつある。0.2326ドルを上抜け、UTC時間で終値を付ければ、完成する。このパターンが形成されれば、50日間SMAに近い、0.26479ドルが最初の目標となるだろう。0.24508ドルがレジスタンスとなるが、そこは超えることができると予想している。
逆に、XRPが上昇トレンドラインを下抜けてしまった場合、次のサポートは0.20946ドルだ。そこも下抜けた場合、0.20041ドルまで下落する可能性がある。XRPが0.20041ドルを下抜ければ、下落トレンドが再開してしまうだろう。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン
ここに表示された見解および意見は、著者のものであり、必ずしもコインテレグラフの見解を反映するものではありません。すべての投資とトレーディングにはリスクが伴うため、意思決定の際に独自の調査を実施する必要があります。市場データは、HitBTCから提供されています。
【PR】コインテレグラフのレギュラーコメンテーター「トシムリン」が運営する「仮想通貨研究所LINE」の登録はこちらから!抽選で100名様に500円分のイーサリアム(ETH)をプレゼントキャンペーンも実施中!なぜETHなのか?その答えと「無料」でトレードにおける情報や「ツボ」と「コツ」を手に入れよう。