BTC/USD
1月4日と5日のローソク足の下ヒゲは、弱気派が調整を開始しようとしたもののが、強気派が積極的に買いを入れたことを示している。ビットコインは本日、前回の高値である34,786.04ドルを突破し、上昇トレンドを再開した。

上値の次の目標は37,000ドルであり、この水準が維持されれば、BTC/USDペアは45,000ドルまで上昇する可能性がある。
しかし、相対力指数(RSI)は依然として買われすぎの領域にあり、下落リスクがあることを示している。下降局面での最初のサポートは20日指数移動平均線(28,213ドル)だ。
このサポートから反発した場合は、トレーダーが押し目を買い続けることを示唆しており、上昇トレンドが維持される可能性が高まる。
逆に、価格が20日EMAを下回れば、パニック売りが発生し、50日単純移動平均線($22,285)まで沈む可能性がある。
ETH/USD
イーサ(ETH)は今日、1月4日の日中高値である1,156.456ドルを突破し、上昇トレンドを再開した。しかし、88を超えるRSIは、短期的に買われすぎていることを示唆している。

価格が1,156.456ドル以上を維持できない場合、数日間はタイトなレンジで固まる可能性がある。
逆に、1,156.456ドル以上で推移した場合は、上昇が継続する可能性が高い。価格は1,260ドルまで上昇し、その後1,420ドルに到達する可能性がある。
一方で価格が下落し、840.93ドルのサポートを下回れば、トレンドが変化するかもしれない。
XRP/USD
ほとんどの主要なアルトコインが急上昇している中、XRPは安値で停滞しており、トレーダーが現在のレベルで積極的に買い入れていないことが分かる。

また、調整は、弱気派が優勢なために起きている。強気派の勢いが薄れていることから、レンジ相場の動きがあと数日続く可能性がある。
次の動きは、弱気派が0.169ドルのサポートを下に沈めた場合に始まるだろう。このような動きはパニック売りを誘発し、0.10ドルまで下落する可能性がある。
逆に、20日EMA(0.30ドル)を上抜けた場合は、強さの最初の兆候となり、0.385ドルを超えればさらなる上昇が望めるかもしれない。
LTC/USD
1月4日の大きなレンジ相場を経て、1月5日にははらみ足のローソク足パターンを形成し、強気派と弱気派の間で優柔不断さを示した。現在は不安が解消されたことで、上昇トレンドを再開しようとしている。

強気派が価格を173.3312ドル以上に押し上げることができれば、LTC/USDペアは180ドルまで上昇し、その後200ドルまで上昇する可能性がある。
しかし、価格が173.3312ドルから下降した場合、ペアは140ドルまで下落し、数日間はこの2つのレベルの間でレンジ幅を保つだろう。
140ドルのサポートと20日EMA(130ドル)を下回れば、弱気派が有利になる可能性がある。
BCH/USD
強気派は、ビットコインキャッシュ(BCH)が1月4日と5日に370ドルの割り込むことを防いだ。これは、下値での蓄積を示している。強気派は現在、上昇トレンドを再開しようとしている。

強気派が価格を467.67ドル以上に押し上げることができれば、BCH/USDペアは515.35ドルに向けて上昇する。
過去2回の上昇は、497ドルから515.35ドルまでの抵抗ゾーンから方向転換している。このため、このゾーンは弱気派による積極的な売りを誘う可能性が高い。
しかし、強気派がこの売りを吸収し、価格を515.35ドル以上に押し上げることができれば、新たな強気の上昇の始まりを告げることになるかもしれない。
逆に、価格が467.67ドルから下落した場合、数日間は370ドルから467.67ドルの間で膠着するだろう。
ここに表示された見解および意見は、著者のものであり、必ずしもコインテレグラフの見解を反映するものではありません。すべての投資とトレーディングにはリスクが伴うため、意思決定の際に独自の調査を実施する必要があります。市場データは、HitBTCから提供されています。
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