BTC/USD
ビットコイン（BTC）の回復は1月14日に40,0129ドルで壁に直面し、BTC価格は再び下落した。強気派は現在、33,795ドルの20日間指数平滑移動平均線を守ろうとしている。
過去数日間の値動きは対称トライアングルを形成し、これは一般的に継続パターンとして機能する。強気派がトライアングルより上に価格を押し上げることができれば、上昇トレンドを再開するだろう。その場合のターゲットは52,000ドルだ。
一方、弱気派がトライアングルの下に価格を沈めた場合、売りが激化し、BTCが50日間単純移動平均線（25,826ドル）まで下落する可能性がある。BTC価格がこのレベルまで下落しても、上昇トレンドは崩れないだろう。
より安値のレベルではトレーダーからの新たな買いを引き付ける可能性がある。それは上昇トレンドが始まる前に、強気の勢いが徐々に蓄積する形で数日間は保ち合いとなる可能性がある。
ETH/USD
イーサリアム（ETH）は20日間EMA（1,024ドル）から反発し、1,258.30ドルでレジスタンスに直面している。しかし、直近のローソク足の長い下ヒゲはトレーダーが20日間EMAへの下落で押し目買いをしていることを示唆している。
移動平均線は上昇しており、相対力指数（RSI）はポジティブの領域にあり、強気派が主導権を握っていることを示唆している。強気派が1,258.30～1,349.10ドルのレジスタンスを突破することができた場合、1,462ドルまで上昇できる可能性がある。
しかし、強気派が直上のレジスタンスまで価格を押し上げることができない場合、トレーダーによる利益確定を引き付けた可能性があり、ETH価格を20日間EMA以下に引っ張る可能性がある。その場合、ETHは840.93ドルのサポートまで落ちる可能性がある。
XRP/USD
強気派は過去4日間でXRPを20日間EMA（0.30ドル）を超えさせることができず、弱気派がこのレジスタンスを防衛していることを示唆している。弱気派が0.25ドル以下にXRP価格を引き下げることができれば、0.169ドルまで下落する恐れがある。
0.169ドルから強力に反発すれば、強気派はより安値で蓄積していることを示している。その後、強気派が20日間EMA以上に押し上げることができれば、XRPは数日間は0.169～0.385ドルのレンジでの値動きとなるだろう。
弱気派が0.169ドル以下に価格を引き下げた場合、レンジ内での値動きという見方は無効となる。ソ温場合、XRPは0.10ドルまで下落する恐れがある。
LTC/USD
ライトコイン（LTC）は1月10日の185.5821ドルから1月11日には112.5672ドルまで下落した。その後、LTCは回復を試み、61.8％フィボナッチリトレースメントレベルの157.6904ドル付近で壁にぶつかった。
大幅な調整の後、価格は通常、次のトレンドの動きを開始する前に、数日間はレンジ内での保ち合いとなる。20日間EMA（143ドル）はフラットであり、RSIは中間のすぐ上にあり、需要と供給のバランスを示している。
LTCが20日間EMAを下回った場合、120ドルまで下落する恐れがある。このサポートから反発すれば、LTCは120ドルから160ドルのレンジに留まることになるだろう。
一方、LTCが現在の価格から反発した場合、強気派は185.5821ドルまで押し上げようとするだろう。このレジスタンスを突破できれば、上昇トレンドを再開する可能性がある。
BCH/USD
ビットコインキャッシュ（BCH）は1月14日に515.35ドルの直上のレジスタンスを上回ったが、強気派はブレイクアウトを維持することができなかった。これは、弱気派がより高値で積極的に活動していることを示唆している。弱気派は現在、20日間EMA（443ドル）と上昇トレンドライン以下に押し上げようとしている。
弱気派の試みが成功すれば、BCHは370ドルまで下落する恐れがある。このレベルは強力なサポートとして機能するだろう。数日間は370ドル～515.35ドルのレンジを保つことになるだろう。
逆に、強気派は20日間EMAから反発することができれば、515.35ドルを超える可能性がある。そうなれば、600ドルへの上昇も視野に入ってくる。上昇する移動平均線と、ポジティブな領域にあるRSIは、強気派が有利であることを示唆している。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン
ここに表示された見解および意見は、著者のものであり、必ずしもコインテレグラフの見解を反映するものではありません。すべての投資とトレーディングにはリスクが伴うため、意思決定の際に独自の調査を実施する必要があります。市場データは、HitBTCから提供されています