「退場」宣言から10日...著名テクニカルアナリストのピーター・ブラント氏の心が揺れ動いているようだ。
3月13日のビットコイン暴落でビットコイントレードから「退場」宣言をしたブラント氏だが、最近のビットコイン急反発を受けて他の仮想通貨アナリストに意見を求めている。
ビットコイン(BTC)は、過去24時間で16%も急騰。米連邦準備理事会(FRB)が無制限の量的緩和を発表しても下落に転じた米国株式市場とは対照的にビットコインの堅調さが際立っている。
既報の通り、ビットコインの暴落は流動性の危機によるもので、ビットコインの真価が問われるのはこれからという見方が出ている。
(出典:Coin360 日本時間3月24日18時50分時点)
ビットコイン反発に揺れるブラント氏
3月13日の仮想通貨暴落で「ビットコインはゼロになる」と退場を宣言したブラント氏は、徐々に発言を修正。16日には「絵に描いた餅」だが強気チャートの構築可能性もある」と発言した後、24日には「金(ゴールド)とビットコインは、投資ではなく、破滅の時のための保険ポリシーとして見られるべきだ」と述べた。
「プレミアムは支払われる。そのポリシーが実際に使われる必要はないことを望みながらね。しかしもし必要になった時には、所有者は最悪のケースから守られる」
それでもビットコインに強気なのか?
さらにブラント氏は、24日のビットコインと金に関する投稿の後、アダマント・キャピタルの創業パートナーであるトゥア・デミースター氏に意見を求めた。
「トゥア、世界的にマクロ面では強気な背景があるにも関わらず、BTCがさらなる上昇に苦戦していることは懸念していないか?」
これに対してデミースター氏は、「心配していない」と返答。「未だに流動性の危機が続いており、実際、ビットコインは売りやすい資産だ」と指摘した後で次のように続けた。
「人々が彼らのマネーの価値(そして通貨切り下げに伴う資本統制)について不安になればなるほど、私の意見では、ビットコインに群れるだろう」
世界中のマーケット暴落した際、トレーダーは米ドルを中心とした現金化を目指して所有する資産を手当たり次第売却したと見られている。その間、米連邦準備理事会(FRB)を始め世界中の中央銀行が利下げや量的緩和を行なっている。
ブラント氏は、「もしチャート的に弱気のフラグが立てば(少なくとも短期的に)考えを変えるか?」と質問。下記のチャートを掲載した。
デミースター氏は、「確かにためらう場面はある」としつつも、2017年に考えた時と同じように、「ファンダメンタル的に変化がない限り、ビットコインに対する強気スタンスを変えない」と述べた。