ウェブブラウザ「Opera(オペラ)」のアンドロイド版に統合された新たな機能により、同ブラウザのユーザーがブラウザを通じてイーサリアム(ETH)を購入できるようになった。コインテレグラフはオペラのプレスリリースを入手した。

プレスリリースによると、オペラが仮想通貨ブローカー企業のSafello(サフェロ)と新たなパートナーシップを締結。これにより、スウェーデン、ノルウェー、デンマーク在住のユーザーがこの新しいサービスを利用できるようになった。オペラによると、サフェロは、スウェーデン金融監督局(FSA)に登録された企業だ。

オペラのPRシニアマネージャーであるジュリア・シュイントツィーロツ氏からのコインテレグラフ宛てのメールによると、オペラのブラウザを通じてイーサリアムを購入できる新たな機能により、ユーザーは今すぐイーサリアムをオンラインで購入できるという。

昨年の12月にコインテレグラフが報じたように、オペラは、仮想通貨ウォレットが内蔵され、イーサリアムに対応し、分散型アプリケーション(DApps)を利用できるアンドロイド向けWeb3.0ブラウザをローンチした。6日付のプレスリリースによると、新たな機能を使って購入したイーサリアムは、DAppsですぐに使用することができるという。

昨年8月、オペラはデスクトップ版のブラウザに仮想通貨ウォレット機能を搭載した。

また昨年6月、株式・仮想通貨取引アプリのロビンフッドが、仮想通貨エンジニアの人材を募集したことで、仮想通貨ウォレットをローンチするという噂も流れた

最近では、スマートフォンメーカーのHTCが、同社の初となるネイティブ・ブロックチェーン・スマートフォンに、分散型ブラウザBrave(ブレイブ)をデフォルトで搭載することを発表している。