「バックテッド」仮想通貨ビットコイン急落で新語誕生、売りの背景4つ解説

こうなるはずではなかった…。

ビットコインETFより重要」、「史上最高の強気イベント」という触れ込みで23日に立ち上がったバックトのビットコイン先物だが、蓋を開けてみれば低調な取引高に終わった。仮想通貨アナリストの間では、バックトの失望がビットコイン売りにつながったという見方が出ており、「バックテッド(Bakkted、バックトされた)」という新語まで誕生している。

「バックテッド(バックトされた)」

バックトの初日の取引高は、71BTC(月間契約)と1BTC(日間契約)に終わった。仮想通貨トレーダーのアレックス・クルーガー氏によると、ライバルであるシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)のビットコイン先物は、初日の取引高が5298BTC。バックトの取引高は、CMEの約73分の1だったことになる。

クルーガー氏は、本日未明の急落を受けて「まさにバックテットだな」とコメント。期待が大きかっただけに、それが裏切られた時の反動も大きかったようだ。

ハッシュレート急落

また、ビットコインのマイニングにおける計算力を示すビットコインのハッシュレートが23日、前日比で約31%急落した

(出典: blockchain.com「ビットコインのハッシュレート」)

ハッシュレートはビットコインのセキュリティの頑強さを測る指標。一般的にビットコインの価格が下がるとハッシュレートは下落すると言われる。

CNBCによると、ビットブルキャピタルのジョー・ディパスクエールCEOは、ハッシュレート急落を今回のビットコイン急落の一因とみている。

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CME 8500ドルのギャップ説

7月以降、ビットコインは8500ドルまで一時的に下げるという見方が出ていた。

理由は、CME先物価格のチャートで8500ドル付近で「明らかなギャップ」が見られたことだ。eToroのマティ・グリーンスパン氏は、ほとんどの金融資産はこうしたタイプのギャップをいずれかの時点で埋めるように動く傾向があると解説していた。

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機関投資家の売り増し

既報の通り、仮想通貨のテクニカル分析に詳しいトシムリンは、昨日、機関投資家による売り増しを警戒。「ディセンディングトライアングルを下抜けるのであれば目先のターゲットとしては$9000近辺、$8202~8547が次の下落ターゲットとして意識されてきそうだ」と予想していた。

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