ニューヨーク州金融サービス局(NYDES)は、仮想通貨事業のライセンス(通称ビットライセンス)を仮想通貨ATMを展開するコットンウッド・ベンディング社に与えた。31日の公式ツイートで発表した。
コットンウッドはニューヨーク市や周辺地域でビットコインATMを展開している。NYDESは、今回のラインセンス付与で「ニューヨークのフィンテック産業において責任あるイノベーションを引き続き進展させていく」と述べている。
ビットコインATMは、ユーザーが現金を入金してビットコインを購入できるほか、自身のモバイルウォレットをスキャンさせ、保有する仮想通貨を売却することもできる。購入や売却はモバイルウォレットに反映される形だ。
仮想通貨ATM事業者としてビットライセンスを取得した企業はコットンウッドで3社目だ。2018年11月、ATM事業者のコインソース社がライセンスを取得し、今年1月にはリバティーX社が取得している。
ビットライセンスはNYDFSが2014年7月に導入。金融の中心地ニューヨークで仮想通貨ビジネスを展開するには必須のライセンスだ。ライセンスを取得した企業は、マネーロンダリグ対策(AML)やテロ資金供与対策(CTF)を行う必要があるほか、従業員の身元調査を実施し、取引記録を10年間保存する必要がある。
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— コインテレグラフ⚡仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2018年10月31日
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