ビットコインが軟調な展開を続ける中、中国系の仮想通貨ネオが再び急騰した。先月末に習近平国家主席がブロックチェーンに対して前向きに発言して以来、ネオは75%以上上昇したことになる。
(出典:Coin360 11月13日12時15分時点)
ネオは過去24時間で7%以上のプラス。12ドルを突破した。習近平発言の前は、6ドル台で取引していた。また同じく中国系の仮想通貨として知られるオントロジーも6%以上上昇している。
ネオは、「中国版イーサリアム」として知られている。また、規制順守の姿勢を示しており、中国が発表する仮想通貨ランキングのトップ10に入っている。
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一方、ビットコインは8700ドル付近で低迷している。習近平発言の恩恵は受けて一時は1万ドルを突破したものの、その後失速。先月末以降で17%ほどの上昇に止まっている。
9000ドル付近にある21EMAを下回ったことから、テクニカル的に警戒するアナリストも多い。
ただ、ビットコインに対してチャイナパワーが発揮されるのはこれからであるという楽観論も出ている。
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