ナスダック 「7つの仮想通貨取引所が市場監視技術を使用」日本の取引所の名前も明かす

ハイテク株で構成される世界第2位の株式市場ナスダックは、7つの仮想通貨取引所がナスダックの市場監視技術を使っていることを明らかにした。30日付のフォーブスが報じた。取引所に対する投資家のセキュリティ意識が高まる今日、ナスダックが保証する技術に対する需要は高まっているのかもしれない。

フォーブスによると、ナスダックの市場監視技術は、詐欺的な取引パターンをスキャンする技術で、この技術を使いたい取引所はナスダックの審査に合格しなければならないという。約20人ほどのチームが詳細なデューディリジェンスを実行し、技術面・倫理面でこの技術を賢く使えるかチェックするそうだ。晴れて審査に合格したら、ナスダックの技術を使用でき、取引所は利用者に対して取引高が詐欺や操作されている可能性が限りなくゼロに近いことを証明できる

フォーブスの取材に対してナスダックの担当者は、7つの仮想通貨取引所がこの審査に通過したと回答。起業家ウィンクルボス兄弟のジェミナイと日本のSBIバーチャル・カレンシーズの2社のみ実名を明かしたそうだ。

ナスダックは、仮想通貨やブロックチェーンに積極的な企業として知られる。

ナスダックのアデナ・フリードマンCEOが今月21日、「仮想通貨にはグローバル通貨になる可能性がまだある」と発言。その上で、ガバナンスと規制の透明性が今後の鍵になると指摘していた。

また昨年11月、ナスダックと米投資企業のヴァンエック(VanEck)は、「透明性があり、規制され、監督された」デジタル資産商品を共同で立ち上げるためのパートナーシップを結んだと発表した