10月17日の仮想通貨市場は、中堅のアルトコイン勢が引っ張っている。時価総額13位のモネロは7%近く、同25位のネムは10%以上、同27位のドージコインは6%近く上昇した。
(出典:Coin360)
ビットコインは8000ドルを回復したものの、ほぼ横ばい。イーサは1.5%のマイナスでXRPは2%以上のプラスとなっている。
モネロ、ネム、ドージコインはそれぞれ個別の要因で上昇しているようだ。
匿名通貨モネロは、米政府がビットコイン取引を追跡して世界最大規模の児童ポルノサイトを摘発したというニュースに反応したとみられている。また、ネムに関しては、ザイフが2020年の第1四半期に予定されている「カタパルト」への対応方針を発表した。
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ドージコインの上昇理由は、執筆時点で見つけられていない。
ビットコインは7500ドルがサポートか
ビットコインは8000ドルを回復。eToroのマティ・グリーンスパン氏は、7500ドル付近がサポートなっているようだと指摘した。
(出典:Mati Greenspan「ビットコイン/米ドル」)
またグリーンスパン氏は、テレグラムのグラム配布開始の延期やリブラへの自信喪失が「マーケット全体をわずかに落ち込ませている」と述べた。