企業で最大のビットコイン保有者であるマイクロストラテジーは、2024年末の2日間で新たに1,070BTCを購入したことを発表した。
同社は1月6日にこの購入を公表し、12月30日から31日にかけて約1億100万ドルの現金を使用したと明らかにした。
米証券取引委員会(SEC)への提出書類によると、購入価格は1BTCあたり約94,004ドルだった。
なお、マイクロストラテジーは12月31日以降、新たなビットコイン購入を行っていないことを、現在のForm 8-K提出書類で確認している。
マイクロストラテジーの保有量、447,470BTCに
今回の購入により、マイクロストラテジーの保有量は447,470BTCとなった。これらは総額約279.7億ドルで取得され、平均取得価格は1BTCあたり62,503ドルとなる(2025年1月5日時点)。この保有量は、これまでに採掘される全ビットコインの2.1%に相当する。
今回の購入も、従来の購入と同様に転換社債販売契約の下で発行および販売された株式の収益を利用して行われた。
Source: Michael Saylor
今回の購入は、共同創設者のマイケル・セイラーが1月5日にSaylorTrackerウェブサイトのビットコインチャートを投稿したことで事前に示唆されていた。
ビットコイン購入ペースの減速
マイクロストラテジーの今回の購入は、2024年12月にビットコインが史上最高値を更新したにもかかわらず、購入ペースが減速していることを浮き彫りにしている。
同社は2024年12月2日から31日までの間に45,370BTCを購入しているが、これは2024年10月31日から12月1日までに行われた全購入量の約30%に過ぎない。
The latest seven Bitcoin purchases by MicroStrategy. Source: SaylorTracker
購入ペースの減速は、BitMEXの共同創設者アーサー・ヘイズなど、業界の著名人物が警告する市場下落の可能性を受けたものと考えられる。これには、ドナルド・トランプ新大統領の就任が引き金になるとの見方もある。
また、一部報告では、マイクロストラテジーが2025年1月にブラックアウト期間に入る可能性が指摘されている。この期間中、株式や転換社債の発行が停止され、新たなビットコイン購入が中断されるとされる。
今回の購入直前、同社は永続的優先株式の発行を通じて20億ドルを調達し、ビットコイン購入に充てる計画を発表している。ただし、この計画の実施は市場動向やその他の条件次第であり、同社の判断に委ねられるとしている。