日本最大のビットコイン(BTC)保有企業であるメタプラネットは、1234BTCを追加購入したことを木曜に発表した。これにより、同社の保有量は合計1万2345BTCに達した。
今回の取得により、メタプラネットはテスラの保有する1万1509BTCを上回ったことになる。
BitcoinTreasuries.NETによると、メタプラネットは現在、企業としては世界で7番目に多くビットコインを保有している。また、1万2502BTCを保有するマイニング企業クリーンスパークにも迫る勢いだ。
購入価格は平均1BTCあたり1560万円(約10万8000ドル)で、執筆時点におけるビットコインの価格は10万8150ドルと、過去24時間で1.4%上昇している。
メタプラネット、さらなる拡大を計画
メタプラネットは近年、急速にビットコインの買い増しを進めている。今回の発表に先立ち、同社は火曜に、最大50億円の追加出資を取締役会が承認したと発表していた。
同社は調達済みの資金額を明らかにしていないが、この出資は「555ミリオン計画」の加速につながるとしている。
この計画のもと、メタプラネットは2027年までに合計20万1112BTCの購入を目指しており、現在の価格換算で210億ドル超の投資に相当する。なお、同社はすでに2026年までに10万BTCを保有する計画も公表していた。
bitbankで新規口座開設後、1万円の入金でもれなく現金1,000円プレゼント!【PR】
拡大する企業によるビットコイン保有
メタプラネットのように、ビットコイン保有を拡大する企業は増加傾向にある。ビットコイン専業企業であるナカモト・ホールディングスは最近5150万ドルを調達し、さらなるBTCの取得を計画している。
先週は、パラタクシス・ホールディングスが韓国市場向けに新たなビットコイントレジャリープラットフォームを発表。また、ノルウェーの仮想通貨企業K33は、新規株式発行により最低8500万スウェーデンクローナ(890万ドル)を調達し、最大1000BTCの取得を目指している。
6月初旬には、ノルウェーの仮想通貨取引所ブロック・エクスチェンジがビットコイントレジャリー計画を発表し、当日の株価は138%超の急騰を記録した。
さらに、フランスのテック企業であるザ・ブロックチェーン・グループも1960万ドル相当で182BTCを購入し、保有量を拡大。現在の保有総量は1728BTCに達している。
S.BLOXに口座開設をして最大で3,000円のビットコインがもらえるリニューアルキャンペーンを実施【PR】