マーシャル諸島共和国は、独自の仮想通貨ソブリン(SOV)の発行に向け、技術パートナーとしてブロックチェーンスタートアップのアルゴランドを選出した。アルゴランドが3月2日に発表した。同国は昨年2月、同仮想通貨発行の計画を発表していた。

今回の発表によると、SOVのブロックチェーンインフラを開発するSFBテクノロジーズは、SOVはアルゴランドの技術を基盤とすると述べた。

ID管理やコンプライアンスプラットフォームといったコンプライアンス管理が求められるスピードとスケーラビリティとセキュリティを提供するのに、アルゴランドのプロトコルが導入されるとしている。

マーシャル諸島は現在、自国通貨として米ドルを使用しており、ソブリンが発行されればドルと共に流通することになる。同国政府が管理し、インフレを回避する目的で年率4%で成長するようアルゴリズムを設定するという。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン