ビットコインのライトニングネットワークで脆弱性を確認、実際に被害も

ビットコインのライトニングネットワークの脆弱性をついた被害が発生している。ライトニング・ラボのオラオルワ・オスントークンCTOとライトニングネットワーク関連の技術開発を手がけるACINQが11日に発表した。

オスントークンCTOは、「脆弱性が悪用されている例をいくつか確認した。実際に被害も出ている」とし、すぐにアップデートするように呼びかけた。

アップデートは、次のノード(ネットワークに参加し取引を承認するコンピューター)に対して求められている。

* lnd v0.7.1 -- 0.7なら何でも 0.7以下は脆弱性あり
* c-lightning v0.7.1 -- 0.7なら何でも 0.7以下は脆弱性あり
* eclair v0.3.1 -- 0.3なら何でも 0.3以下は脆弱性あり

先月30日、ビットコイン開発者のラスティー・ラッセル氏がライトニングネットワークでいくつかの脆弱性を発見したと発表していた。

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ライトニングネットワークは、ビットコインのスケーラビリティ(利用者増に対する適応能力)改善や手数料の削減のために2015年から開発が続けられている。また、ライトニングによるプライバシーの改善を期待しているビットコイン開発者もいる。

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先日、金融庁はブロックチェーン分野での「発見」の中でも、ライトニングネットワークの開発は「速いスピードで進行している」と言及していた。

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翻訳・編集 コインテレグラフ日本版