イタリアの証券規制当局であるイタリア国家証券委員会(CONSOB)は、バイナンスグループやその関係会社がイタリア国内で活動し、投資サービスを提供することは認められていないと投資家に警告している

CONSOBはさらに、イタリアにおけるバイナンスの法的地位について一般の人々に警告し、投資の選択を行う際には注意を払うようにアドバイスした。

イタリアは、取引高で世界最大の仮想通貨取引所であるバイナンスに警告を発する規制当局の一角に並んだ。

「いずれにせよ、暗号資産に関連する商品の取引は、その複雑さや高いボラティリティ、セキュリティの脆弱性のため、すぐには認識できないリスクをもたらす可能性があることを認識することが重要だ」と、投資家に通知している。

バイナンスを巡っては、既にポーランド、ドイツ、英国、ケイマン諸島、カナダ、日本、米国といった世界中の規制当局が警告を発している