バイナンスは世界中の金融規制当局からの規制圧力に直面しているが、今回ポーランドの規制当局が同社に対して警告を行った

7月6日、ポーランド金融監督庁(PFSA)がバイナンスが同国内で「認可や監督を受けていない」と指摘し、投資家に対してバイナンスのサービスを利用する際のリスクを警告している。

「金融市場参加者の保護と海外の監督当局の警告に沿って、PFSAはバイナンスグループのサービスを使用し、仮想通貨を取引する際に特別な注意を払うことを勧告する。これは資金の損失につながる恐れがある重大なリスクを伴う可能性があるためだ」

PFSAは、その発表の中でドイツ連邦金融監督庁英国の金融行動監視機構ケイマン諸島金融庁タイ証券取引委員会によるものについて触れているが、それ以外にもバイナンスは日本やカナダ、米国といった国の規制当局から警告を受けている

バイナンスのジャオ・チャンポンCEOは最近、規制当局による警告が相次いでいることについてコメント。あくまでバイナンスは規制当局に協力するという姿勢を強調した。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン