米国仮想通貨ヘッジファンド「イキガイ」創業者のトラビス・クリン氏は、14日、今後のビットコイン相場は6000ドル~7000ドルまで下げた後で買い支えがあるだろうという見通しを示した。

ユーチューブチャネルのベンチャーコイニストに出演したクリン氏は、「伝統的な資産クラスのストレスは、一定レベルまでビットコインにとって弱気材料になる」と分析。例えば、9月の中旬から起きている米国の短期金融市場の混乱などによって「本当に醜い日」、「リスクオフの日々」が続いたと指摘した。同氏は次のように続けた。

伝統的な資産クラスからのストレスが最悪レベルに到達したとは思えない。ビットコインにとっては弱気材料となり、どこまで下がるかは分からないが、おそらく7000ドルか6000ドルまで下がる」

(出典:Coin360「ビットコイン/米ドル(1ヶ月)」)

ただクリン氏は、6000ドルから7000ドルの水準で「俗人によるビットコインの人気票」が入ると予想。全体的なマクロトレンドに関わらず買い手が増えるという観測を示した。

最近、ビットコインはリスクオン資産としてみられるべきであり、S&P500指数が過去最高値を更新したらビットコインも更新するという見方が出ている。

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