フォビがロシアで仮想通貨取引所を開設、現地の開発銀行傘下の機関とパートナーシップ

大手仮想通貨取引所のフォビは8日、ロシアでの初めての拠点を立ち上げたと正式に発表した。モスクワに拠点を置き、ロシア国内で仮想通貨取引サービスを提供する。

新たに立ち上げた仮想通貨取引所「フォビ・ロシア」は、ロシア開発対外経済銀行(VEB)のデジタル・トランスフォーメーション・センターとパートナーシップのもと、立ち上げられた。VEBのデジタル推進センターは、ブロックチェーンや仮想通貨関連技術を研究を手掛けている組織だ。

フォビは今年9月、VEBのイノベーションファンドに参画し、協力関係を構築していた。この時の提携は、VEBとフォビの間で、仮想通貨規制に関する情報を共有していくためのもので、VEBの責任者は「フォビの専門性が(仮想通貨に関する)法的基盤を構築するのに役立つだろう」とコメントしていた。

フォビのシニアビジネスディレクターのデビッド・チェン氏は、フォビ・ロシアの立ち上げは「(フォビの)技術やトレーディングのノウハウをロシアのユーザーに広める一助になるだろう」とコメントしている。

フォビ・ロシアのアンドレイ・グラチェフCEOは、「最近、1日での取引高は2000万ドルを越えた」と述べ、現在の弱気市場の中でもロシアの仮想通貨の取引高は増加していると指摘する。またグラチェフCEOによれば、フォビ・ロシアでは取引所サービスだけでなく、今後はブロックチェーンのビジネス開発をサポートしていくことを検討しているという。