ハワイ州上院で銀行による仮想通貨カストディサービス提供を承認する法案が第1読会を通過した。

この法案は、1月17日に5人の上院議員により提出された。カストディについて「信託行為を通して顧客の通貨とデジタル資産を管理して保護すること」とし、銀行が仮想通貨カストディ(資産管理)サービスをする上で必要な条件をあげている。

ハワイ州はこれまで仮想通貨に対して厳しい規制を敷いており、コインベースは3年前にハワイでの運営を辞めている

今回の法案が取れば、法令遵守をするどんな銀行でも仮想通貨カストディアンになれることを意味しており、ハワイ州が仮想通貨の規制面で他の州の先駆けになる可能性がある。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン

【関連記事:顧客資産7兆ドル超の米フィデリティ、仮想通貨ビットコインマイニングのエンジニア募集

【関連記事:機関投資家向け仮想通貨カストディのアンカレッジ、リスク管理ソフトウェア会社マークル・データ買収

【関連記事:米フィデリティの仮想通貨子会社、欧州でカストディサービスを提供開始

【関連記事:フランスの規制当局AMF、仮想通貨事業ライセンスを正式導入

【関連記事:韓国仮想通貨取引所アップビット親会社、レジャーと提携して機関投資家向けカストディサービス展開へ

【関連記事:金融庁の仮想通貨規制への影響広がる|VALUがトークン売買業務の継続を断念