米国の仮想通貨資産マネジメントのグレイスケールは、5月にビットコイン(BTC)が米中貿易戦争が激化する中で伝統的な安全資産に圧勝したと報告した。
「ビットコインでグローバルの流動性リスクをヘッジ」と題されたレポートによると、ビットコインは5月5日~5月31日まで47%のリターンを得たと指摘。
5月10日米政府は対中関税引き上げを発表。中国は報復措置に乗り出し、株価は急落した。
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グレイスケールによると、次にパフォーマンスが良かったのは円で2.1%のリターン、Gold先物 (COMEX)指数、スイスフランと続く。
(出典:Grayscale「米中貿易戦争と各資産のリターン」)
米中貿易戦争の激化と仮想通貨ビットコイン上昇の関係についてはこれまで様々な専門家が指摘してきた。
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