仮想通貨企業グラディウスが解散、未登録ICOで14億円調達 | SECと約束した投資家への返金にも支障か【ニュース】

2017年に実施したICOが未登録の有価証券販売との判断を受けた仮想通貨企業グラディウス・ネットワーク(Gladius Network)が、「事業を継続する資金がなくなった」とし、解散することとなった。同社が11月22日、テレグラム・グループへのメッセージで述べた。米証券取引委員会(SEC)と協議していた投資家らへの返金に関しても、実行されない可能性が出てきた。

共同創設者でCTOのアレックス・ゴッドウィン氏は、同メッセージで以下のように記載されていた。また、誰もが使用できるようにコードベースを3カ月間オンラインにしておくとも述べている。

「我々は残念ながら、グラディウス・ネットワークが即座に運営停止となり、解散を申請した。我々の最大の努力にもかかわらず、弊社はもはや運営する資金がない

SECは今年2月に、グラディウスが未登録の有価証券を販売していたと発表。グラディウスは昨年夏時点でSECにこの問題を自己申告し、SECに協力することを申し出ていた。グラディウスは投資家に調達資金を返還することを約束し、SECはグラディウスに対して罰金などのペナルティーは課さないとしていた。

グラディウスは2017年末にICOを実施し、1270万ドル(約14億円)を調達。これはSECがDAOの調査報告書の中で、ICOが証券の販売にあたる可能性があると警告した後に行われた。

SECはこのときの発表で、グラディウスがそのトークンを登録しなかっとこと、またグラディウスのICOが「登録要件から免除を受ける対象ではない」と指摘していた。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン