ここ数か月、マイクロストラテジーやテスラなどの企業がビットコイン(BTC)でかなりのポジションを獲得している。ただし、この傾向はほとんどの企業にとってはまだ標準的なものになっていない。ギャラクシーデジタルの共同社長であるダミアン・ヴァンダービルト氏は、セキュリティの問題と税金が仮想通貨参入を妨げるものになると考えている。

「企業や機関投資家、およびこのセクターへの投資を検討している組織と対話してみると、最初の問題は安全性だ」とヴァンダービルト氏はブルームバーグのインタビューに語った

「企業にとって2つ目の問題は、税務上の扱い、特に米国のGAAP会計ではビットコインが無形資産と見なされることだ」と、彼は付け加えた。

ヴァンダービルト氏は「それらは解決できない問題というわけではないが、そうなるまでには少し時間がかかるだろう」と予想している。

ブルームバーグのインタビュアーは「財務担当役員の5%」がビットコインの購入を検討していると述べている。この5%という数字は、調査会社ガートナーが最近発行した77人の財務担当役員を対象にした調査レポートから引用されたものだろう。その調査では、企業の財務担当者の5%が企業の資産としてビットコインに投資する意向だと回答している。