仮想通貨相場の低迷を受けて、半導体大手エヌビディア株のパフォーマンスが第4四半期のS&P500種株価指数の中で一番悪いことが分かった。
21日のCNBCによると、今年の第4四半期にエヌビディア株の売りが殺到し、54%下落。仮想通貨の価格下落とともにマイニング業者の利益率が下がっており、マイニングで使われる画像処理半導体(GPU)を生産するエヌビディアも打撃を受けている。S&P500全体は、16%のマイナスとなっている。
エヌビディアの株価は、仮想通貨相場に左右されている。
2016年から2018年9月までエヌビディアの時価総額は、140億ドルから1750億ドルに増加。AIや仮想通貨マイニングでGPUの需要が拡大した。5月にエヌビディアは18年2〜4月期の仮想通貨関連でのGPUの売上高が2億8900万ドルとなった発表。しかし、11月の第3四半期決算で仮想通貨マイニング目的での需要がなくなったことを明かし、ファンCEOは「仮想通貨後遺症(Crypto Hangover)が思っていたよりも長引いた」と述べた。
また、今月12日には、ソフトバンクグループが、自社が保有する半導体大手エヌビディア株を売却する方針という報道がなされた。
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— コインテレグラフ⚡仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2018年10月31日
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