英国のデジタル銀行Revolut(レボルト)は、3月24日に米国でアプリを公開すると発表した。仮想通貨関連サービスはまだ稼働しておらず、段階的に展開するとしている。

同社は昨年10月、北米を含む新たな市場24カ所での展開を目指し、VISAと提携していた。また、同月、マスターカードとも提携している。

コインテレグラフに共有されたeメールでの情報によると、同アプリは欧州ですでに公開済で1000万人ユーザーをかかえる。レボルトは2017年から仮想通貨サービスも展開しており、現在ビットコイン(BTC)、イーサ(ETH)、ライトコイン(LTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、XRPをサポートしている。

米国向けには、法定通貨のサービスに加え、仮想通貨関連の追加サポートを段階的に展開する計画だとしている。

レボルトのマーケティング担当ディレクターであるチャド・ウェスト氏は、コインテレグラフに対して「一度にすべてを開始するのではなく、米国市場で追加のサービスを徐々に展開すると決定しており、仮想通貨サポートはまだ開始していない」と語った。

今後数週間で仮想通貨サービスに関する詳細情報を発表する予定だという。

アプリ利用において、米国のユーザーは本人確認(KYC)IDの承認を得る必要がある。

メトロポリタン・コマーシャル・バンクを通じて最大25万ドル(約2800万円)のFDIC保険を提供する。また、直接入金で最大で2日早く給料支払いを受け取ることができるサービスも展開する。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン