英オンライン銀行のレボルトは9月30日、北米を含む24カ国にサービス展開を目的として、ビザとの提携を発表した。レボルトは世界展開でビザカードを発行する。

レボルトはモバイルを通じて、ピアツーピア(P2P)間での支払いなどのデジタルサービスを提供している。

ビザとの提携により、レボルトのアプリはまず、オーストラリアやブラジル、カナダ、日本、ニュージーランド、ロシア、シンガポール、米国での利用を開始する。その後、アルゼンチン、チリ、コロンビア、香港、インド、インドネシア、韓国、マレーシア、メキシコ、フィリピン、サウジアラビア、南アフリカ、台湾、タイ、ウクライナ、ベトナムで利用を始める。

レボルト社のニコライ・ストロンスカイCEOはロイター通信に対し、まずは米国とシンガポールに今年末までに進出し、カナダと日本が続くと明らかにした。中南米やその他のアジア諸国については規制当局との調整が必要としている。

レボルト社はコインベースが出資するリビット・キャピタルが投資している。

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版