イーサリアム(ETH)が1月2日、リップル(XRP)を抜き、時価総額最大のアルトコインの地位を取り戻した。コインマーケットキャップのデータで確認された。

ETHは数週間にわたり、時価総額でリップルよりも低い位置にいたが、今週に入り再び追い抜いた形だ。記事執筆時点では、リップルの時価総額は151.1億ドルなのに対して、リップルは159.8億ドルとなっている。

この動きは仮想通貨「XRP」と、決済ネットワークである「リップル」との関係についての新たな論争が影響しているかもしれない。

米仮想通貨取引所のクラーケンが、仮想通貨リップル(XRP)をどのように呼ぶかについての問題をツイッターで言及し、決済ネットワークの「リップル」と仮想通貨の「XRP」との関係に再び脚光が集まる形となった。

イーサリアムについては、仮想通貨取引所ビットメックスのアーサー・ヘイズCEOが、コインテレグラフの取材に対して、「2019年はイーサリアムの反発を狙うべきだ」と語っていた。トークンを使った資金調達であるICO市場が復活すれば、ETHは200ドルを試すだろうとも語っていた

イーサリアムは過去24時間で約8.9%上昇し、154ドルで取引されている。一方のリップルは1.91%上昇し、足元では0.37ドルで取引されている。