仮想通貨ビットコインにとって心理的な節目 人民元、10年超ぶりに1ドル=7元台

中国の人民元は5日、ドルに対して下落し、2008年以来約11年ぶりに7元台となった。先週末にトランプ大統領が中国に対して追加関税を発表したことが影響しているとみられる。7元はビットコイン相場にとっても心理的な節目と考えられている。

(出典:インベスティング・ドット・コム日本版「ドル/人民元(1日)」)

1ドル=7元台をつけたのは2008年5月ぶりだ。

1日、米国のトランプ大統領は、約3000億ドル分の中国製品に10%の関税をかけると発表。6月末に米国と中国は貿易戦争の「休戦」で合意したものの、トランプ大統領が、合意内容が実行されなかったと不満を述べた

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1ドル=7元台は、ビットコイン相場にとっても心理的な節目と見る声は少なくない。

トランプ大統領の元側近であるステファン・バノン氏は2日、ドル=人民元のレートが7を超えた時、「新たな日(New Day)」を迎えることになるだろうと予想した

また、100倍レバレッジで有名な仮想通貨取引所ビットメックスのアーサー・ヘイズCEOは、5月末、中国でOTC(店頭)取引が盛んなことを指摘し、「ドル/人民元が7を超えたら一般の中国人投資家はビットコインと他の仮想通貨に殺到するだろう」予想した。

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執筆時点(8月5日13時55分)までの24時間でビットコインは8%近く上昇。11500ドル付近で推移している。

(出典:Coin360「ビットコイン/米ドル(1日)」)